海外からのお客様を食事にお連れするとき、多くの方が和食を選びます。

自然な発想ですし、喜ばれることも多い。けれど場合によっては、思わぬ負担が生まれます。食べ方の説明に時間を取られることです。

説明が要らない、という利点

箸の使い方、生ものへの抵抗、独特の食材。和食は素晴らしい料理ですが、初めての方には解説が必要な場面があります。

接待の席でそれが続くと、本来話すべきことが後回しになります。料理が会話を助けるどころか、奪ってしまう。

その点、スペイン料理には利点があります。世界的に知られていることです。

パエリア、タパス、生ハム——名前だけで通じるものが多く、食べ方に迷う場面もほとんどありません。ナイフとフォークで食べられ、大皿を取り分ける形式も国際的に馴染みがあります。

大皿で供されるスペイン料理

それでいて、日本らしさもある

とはいえ、単にスペイン料理を出すだけなら海外でも食べられます。

Opus 6 の料理には、もう一段あります。日本の食材を、スペインの火で仕上げるという組み立てです。

料理長が掲げているのは、スペイン料理の枠にとらわれず、日本の新鮮な食材の美味しさを引き出すこと。旅で学んだ各地の火の使い方を土台に、この土地で手に入る季節の素材を焼き上げます。

つまり、**海外のお客様にとっては「知っている形式で、知らない素材」**が出てくる。食べ方に困ることなく、それでいて日本ならではの体験になります。この組み合わせが、接待では効きます。

薪火という共通言語

そしてもうひとつ、薪火があります。

火で焼くという行為は、どの国の人にも理解できます。言葉が通じにくくても、炎の前に座れば何が起きているかは伝わる。カウンター席なら、調理の一部始終を見ていただけます。

「これは何の木で焼いているのか」「何度くらいなのか」——そういう質問は、たいてい万国共通です。料理そのものが話題を供給してくれるので、会話が途切れません。

食の制限について

海外からのお客様の場合、宗教や信条による食の制限に配慮が必要なことがあります。

豚肉やアルコールを摂らない方、ベジタリアン、ヴィーガンの方——事前にうかがえれば、対応できる範囲でご用意します。

※ハラール対応・ヴィーガン対応の可否については確定後に掲載します。 ご予約時にお電話(090-1717-0050)でご相談ください。できること・できないことを正直にお伝えします。

これは当日では対応が難しい部分です。おまかせのコースは前もって組み立てているため、必ず事前にお知らせください。

言語について

※外国語対応(メニュー・接客)の可否については確定後に掲載します。

とはいえ、コースは順にお出しする形式ですので、注文のやりとりはほとんど発生しません。この点でも、言語の壁は低く済みます。

芦屋・苦楽園という場所

繁華街ではなく、坂の途中の静かな街。

海外からのお客様にとって、これは印象的な体験になります。観光地でも歓楽街でもない、日本の人が実際に暮らしている街で食事をする。この立地を選んだ理由は別にありますが、結果としてそういう価値も生まれています。

ご相談をお待ちしています。