貸切と聞くと、大人数の宴会を思い浮かべるかもしれません。
けれど貸切の本質は、人数ではありません。その空間の使い方を、こちらで決められることです。
貸切だからできること
通常の営業では、他のお客様がいらっしゃいます。当然のことですが、これがいくつかの制約を生みます。
席割りが自由になる。 カウンターとテーブルを行き来しながら過ごす、途中で席を入れ替える——普段はできないことが可能になります。
時間の使い方が変わる。 他のお客様のご予約に合わせる必要がないため、進行のペースをご要望に沿って組めます。乾杯の時間、料理を出すタイミング、締めくくりの挨拶——段取りがある会では、これが効きます。
音を気にしなくていい。 拍手をしても、歌っても、少し声が大きくなっても構いません。周囲に気を遣わずに済むというのは、思っている以上に自由です。
火を、全員で囲める。 薪火の調理を、参加者全員に見ていただけます。熾火の色を確かめ、肉を返し、休ませる——この工程自体が、その夜の演目になります。

どんな会に向くか
記念の会。 誕生日、結婚のお祝い、長寿の祝い。記念日の夜を、身内だけで過ごしたい場合に。
会社の集まり。 部署の慰労や、取引先を招いての会食。落ち着いた空間で、込み入った話もできます。
友人同士の集まり。 気の置けない相手との長い夜を、誰にも気兼ねせずに。
ご家族の集まり。 世代の違う方が集まるとき、分け合うスペイン料理は卓をまとめてくれます。
料理について
貸切の場合も、基本はおまかせのコースです。
ただし人数と会の性質に応じて、組み立てを調整できます。大皿を中央に置いて取り分ける形にすれば、卓に会話が生まれる。順に一皿ずつお出しすれば、料理の進行が会のリズムを作る。ご要望をうかがってから決めます。
ワインの合わせ方も同様です。乾杯の一杯から締めくくりまで、流れに沿ってご提案できます。
ご相談の流れ
※貸切の可否・最低人数・最低ご利用金額・対応可能な曜日については確定後に掲載します。 現時点では、まずお電話(090-1717-0050)でご相談ください。
ご相談時にうかがいたいのは、次の点です。
- 日時と、おおよその人数
- 会の目的(お祝い、会食、懇親など)
- ご予算の目安
- 進行のご希望(挨拶やスピーチの有無、時間配分)
- アレルギー・苦手な食材(全員分)
早めにご相談いただくほど、できることが増えます。とくに人数が多い会は、食材の手配に時間がかかります。
一夜かぎりの店として
貸切の夜は、この店が皆さんのものになります。
坂を上って扉を開けたら、そこにいるのは知った顔だけ。火が燃えていて、料理が出てきて、誰にも急かされない。この街の静けさごと、一夜だけ借りていただく感覚に近いかもしれません。
ご相談をお待ちしています。